ITビジネス日本語 (Japanese for IT Business) 2026_01_06_CoPilot

目次(Table of Contents)


作成者からのごあいさつ

国内の IT 人材不足を背景に、外国人 IT 人材の需要も高まっています。経済産業省も重要施策の 1 つに「IT 人材の育成」を掲げており、グローバル社会に対応した高度 IT 人材の育成・人材の流動化を推進しています。

一般的なビジネス日本語研修では敬語をメインに学びますが、IT 業界では比較的カジュアルな会話も多く、また、エンジニアは社外より社内メンバーとの会話が多いなど、日本語の使用環境が異なります。そこで、IT 人材が職場で必要とされる日本語能力を効率的に習得できるように、元 IT エンジニアの日本語教師が、IT 企業の監修のもと開発したのが本書です。

日本で働く外国人の方々にとって、そして優秀な外国人人材を活用してグローバルビジネスにチャレンジされる企業の皆さまにとって、本書がその一助になれば幸いです。

このテキストの使い方

本書は全 10 Unit からなり、外国人 IT エンジニアが、日本の IT 企業で働き始めるところから、開発に携わり、そして、顧客デモ、アフターサポートまでの一連の流れを場面毎に学ぶ構成です。そのため、場面ごとに必要な表現を中心に学ぶことができます。現実にそのような状況に直面した際に、慌てることなく学んだ表現を駆使しながら冷静に対応できるようになることが目標です。

更に、重要表現を学ぶだけでなく、ロールプレイでその表現を使い、活用していきます。そこでは、実際の場面に即したロールカードの情報を基に、一人で考え、状況に応じた会話が求められますので、そのような練習を重ねてより会話力の向上を目指します。

また各 Unit の最後に「コラム」や「おさらい」もあります。コラムでは、耳寄り情報を得たり、日本企業文化について考えたりする機会を設けています。おさらいは、各 Unit の習熟度の指標になります。

登場人物

目次

Unit レッスンで学ぶこと ページ
Unit 1 面接 面接の流れを理解する/職務経験・保有スキルを説明する/コラム:面接のポイント P4
Unit 2 新しい職場で 自己紹介する/作業を依頼する/作業内容を確認する/コラム:自己紹介のポイント P14
Unit 3 指示を受ける 指示を受け、期限を確認する/次の指示を聞き、優先順位を確認する/要求定義書と要件定義書の違いを知る/コラム:日本人のおかしなカタカナ英語 P22
Unit 4 打ち合せ 担当業務について質問する/業務の詳細を詰める/コラム:「センスの良い質問」と「センスの悪い質問」 P31
Unit 5 開発中のやりとり 注意を受ける/ミスを認めて謝る/アドバイスへのお礼を言う/コラム:誠意が伝わる謝罪のコツ P39
Unit 6 進捗報告 会議で作業の進捗を報告する/スケジュール遅延の相談をする/コラム:ホウレンソウは上司活用の手法!? P47
Unit 7 単体テスト・結合テスト 状況を説明する/エラーの原因を説明する/コラム:事前にエラーを防ぐために P57
Unit 8 システムテスト 内線電話に応対する/仕様変更依頼に対して代替案を示す/コラム:「少し気になる」は「とても気になる」? P66
Unit 9 顧客デモ デモ環境セッテイングの手伝いを申し出る/顧客の過大な要求に応える/コラム:プレゼンテーションで失敗しないコツ P75
Unit 10 顧客検収テスト・アフターサポート 様々な状況を仮定する/検収テストの結果を伝え聞く/コラム:仕事ができる外国人ビジネスパーソン P84

Unit 1 面接

学習目標

モデル会話

ワンさんは日本で IT 技術者として働きたいと思っています。今日は JOS システムズという会社の採用面接を受けます。

面接での自己紹介(前半)

面接官:次の方、どうぞ。
ワン:(ドアを開けて)失礼します。(入室し、ドアを閉める)(椅子の前に立ち)ワンと申します。よろしくお願いいたします。
面接官:おかけください。
ワン:失礼します。(座る)
面接官:さっそくですが、職務経歴書を拝見しました。中国では日本向けシステムの開発を担当されていたんですね。どんな仕事か、もう少し具体的に教えていただけますか。
ワン:はい。
①【大連のシステム会社で、スマートフォンのソフトウェア開発に携わっておりました。】
【主な担当はプログラミングとテストでした。】
【特に、Android アプリケーションに関わった経験が長いので、即戦力になれると思っています。】
【具体的には、テストの工数を減らすための設計と、テストの自動化に力を注いできました。】
面接官:会社と開発チームの規模はどれくらいですか。
ワン:30人ほどの会社です。日本人 SE の下で、8名くらいのチームを組んでいました。
面接官:クライアントサーバー型システムの経験はありますか。
ワン:②【直接、開発したことはありませんが、新人の頃、テストに関わったことはあります。】
面接官:そうですか。わかりました。

基本フレーズ

(1) 経験が豊富なことを説明する

(2) 経験がある(多くはない、少しある)ことを説明する

※「関わったことがあります」 >「少し経験があります」 >「多少~が使えます」

面接での自己紹介(後半)

面接官:開発言語は何が使えますか。
ワン:③【Java と PHP、JavaScript は問題ありません。】
【C は担当したことはありませんが、学生時代に勉強いたしました。】
【また、C# は、現在独学で勉強しております。】
面接官:なるほど。なぜ日本で働こうと思ったのですか。
ワン:④【学生時代は情報工学を専攻していましたが、日本語のクラスも受講していました。将来的に、日本と中国とを結ぶブリッジSEになりたいと考えており、日本で日本語と業務に関する知識を習得したいと思ったためです。】
面接官:弊社に応募された理由をお聞かせください。
ワン:⑤【海外からの技術者も多く採用していらっしゃるだけでなく、幅広い分野のシステム開発をなさっていることにも大変魅力を感じたためです。】
【また、御社は、中国との関わりが多くおありのようですので、ぜひ私もお手伝いさせていただきたいと考えております。】
面接官:わかりました。結果については、後日メールでご連絡します。今日はありがとうございました。
ワン:こちらこそ、貴重なお時間をありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

基本フレーズ

(3) 経験の整理(豊富/浅い/勉強済み/勉強中)

(4) 日本での就職を希望している理由

※過去・現在・未来の状態を述べると趣旨が明確でわかりやすい。
※将来像は会社も期待しているので、しっかりアピールする。

(5) 応募理由

※会社の魅力は2~3点、手際よく。
※「~ためです」「~が理由です」などの文末。
※会社の魅力と自分との関係を結び付けて言う。

NGな面接

  1. その会社を志望する理由が不明瞭
    例:「今まで開発にいたので、これからも開発がいいと思ったからです。」
    → 大事なのは「なぜその会社でなければならないのか?」。

  2. 具体的でない会社への貢献
    例:「開発チーム内でうまくコミュニケーションをして、貢献したいです。」
    → 大事なのは「自分の強みは何で、どんな貢献ができるのか?」。

  3. 「何か質問はありますか?」と聞かれたのに、何も質問しない
    → 気になっている事を質問した方が良い。

職務経歴を説明する

職務経歴書の例

項目 内容
プロジェクト内容 ① 製造業の受発注入出荷管理システム
担当フェーズ ② 出力系の基本設計書と詳細設計書の作成、単体テスト、結合テスト、システムテスト、一部開発
開発環境 ③ Windows、Oracle、VB(VisualStudio)
メンバー数 ④ 8人
役割 ⑤ システムエンジニア、プログラマー(帳票出力等の出力系:ニーズ調査→要求定義→基本設計→テスト。遅れ部分は一部プログラム作成も)

解答例

前回携わったプロジェクトは、①【製造業の受発注入出荷管理システム】です。
担当フェーズは主に②【出力系の基本設計書と詳細設計書の作成】で、その他に【単体テスト、結合テスト、システムテストと一部開発】も行ってきました。
開発環境として③【Windows、Oracle、VB(VisualStudio)】を使用し、チームのメンバーは④【8】人でした。
プロジェクトにおける私の役割は、⑤【システムエンジニアとプログラマー】です。
【帳票出力等のシステムの出力系に関して、お客様のニーズ調査から、要求定義、基本設計およびテスト】を担当しておりました。
【開発が遅れた部分に関しては、一部プログラム作成も】受け持ってまいりました。

コラム:面接のポイント

  1. 志望動機が良いと良い印象を与える
  2. アピールするポイントを的確にしよう
  3. 自分の癖を見つけよう(「無くて七癖」)
  4. やっぱり「パッション」も大事

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 2 新しい職場で

学習目標

モデル会話

ワンさんは、ついに JOS システムズに入社しました。開発部に配属され、今日が初出社です。

入社のあいさつ

田中:皆さん、今日から一緒に仕事をすることになったワンさんを紹介します。ワンさん、どうぞ。
ワン:本日よりお世話になります。【中国】から参りました【ワン】と申します。
これまでは【大連】の【ソフトウェア会社】で【日本向けシステムの開発】をしておりました。
今後は【日本の業務やシステム開発の経験を積み】たいと考えております。
日本の会社は初めてですので、わからないことも多いかと思いますが、ご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

基本フレーズ

本日よりお世話になります。【出身国】から参りました【名前】と申します。
これまでは【場所】の【業種名】で、【仕事内容】をしておりました。
今後は【今後の希望】たいと考えております。
日本の会社は初めてですので、わからないことも多いかと思いますが、ご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

※この形式は自己紹介でよく使うフレーズです。【 】内を自分用にアレンジして用意しておきましょう。

NGな自己紹介

  1. こんにちは。中国のワンです。大連でシステムの開発をしていました。よろしくお願いします。
    → これまでの仕事内容など具体的に述べた方が親近感がわく。

  2. 私は大学でオールAを取り、TOEICも満点でした。
    → 自慢に聞こえないように、自己紹介は控えめに。

作業を依頼する

ワン:田中さん、【ちょっと今、お時間いいですか。】
田中:はい、いいですよ。
ワン:【2つお願いしたいことがあるんですが、一つ目は、メールの設定を教えていただきたいんです。】どうしたらいいのか教えていただけますか。もう一つは、日本語でレポートを書いたんですけど、自信がないので、チェックし【てもらえませんか。】
田中:メール設定は、今、メールとグループウェアの設定をプリントアウトして渡しますね。グループウェアにログインできたら、そこに事務処理に関する手順や部署のルールなどがあるから、それも早めに読んでおいてください。レポートのチェックの方ですが、今、急ぎの仕事をしているから、1時間後でもいいですか。
ワン:はい、今日の5時までにお願いできれば大丈夫です。【ありがとうございます。】

基本フレーズ

※作業を依頼する時に必要な3つのステップ: (1)声掛け (2)依頼 (3)お礼
※上司に頼む場合は敬語を、同僚には丁寧な言葉を使う。

(1) 声かけ

(2) 依頼表現

(3) お礼
依頼に応えてもらったら「ありがとうございます。」とお礼を言う。

作業内容を確認する

田中:ワンさん、メールの設定はわかりますか。
ワン:ちょっと、時間がかかっていて、まだできないんです。
田中:PCはOSとオフィスソフトだけ入っていたと思うんですけど、PCの環境設定①【は終わりましたか。】
ワン:はい、そこからが進まなくて…
田中:じゃ、メールとグループウェアの設定をプリントアウトしますからグループウェアにログインしてください。そこに事務処理に関する手順や部署のルールなどがあるから、読んでおいてもらえますか。
ワン:はい。まず、グループウェアにログインするん②【ですね。】
田中:そうですよ。
ワン:わかりました。ありがとうございます。あと一つ、お聞きしてもいいですか。週報なんですけど、月曜日に週報を提出する、③【ということでいいですか。】
田中:そうですね。週報は、前の週に行った業務の内容について書いてください。あとでサンプルを見せますね。
ワン:よろしくお願いします。助かります。

基本フレーズ

※作業内容を確認する時に大切な3つのポイント
(1) 不確かなことは確認する
(2) 期限を確認する
(3) 確認したことを伝える言葉

(1) 不確かなことは確認する

(2) 期限を確認する
上司:再テストやっといて。
ワン:再テストは【明日まで】でよろしいでしょうか。
※期限がわからない場合は【いつまで】か確認する。

(3) 確認したことを伝える言葉

※断わらなければならない時は【理由】【いつならできるか】を丁寧に。
例:申し訳ありません。【今から、打合せで出かける】ところなんです。【1時間後】でもよろしいでしょうか。
NG:「無理です」「できません」

コラム:自己紹介のポイント

日本には「自慢高慢馬鹿のうち」「口自慢の仕事下手」ということわざがあるように、自慢はあまり良い印象を与えない。むしろ、嫌われる事の方が多い。
日本人は「本当に実力がある人は、一緒に仕事をしていけば分かるから、自慢などする必要がない」と考えるので、新しい職場で自己紹介をするときなどは、自慢は控えた方が良い。

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 3 指示を受ける

学習目標

モデル会話

ワンさんが会社に入り、一週間が経ちました。チームリーダーの田中さんが、話しかけてきました。

指示を受け、説明を求める

田中:ワンさん、会社には慣れましたか。
ワン:はい、みなさん、親切にしてくださいます。
田中:良かった。そろそろ本格的に開発業務を始めてもらおうと思っています。今、うちのチームは流通業の販売管理システムを開発してるんだけど、ワンさんもそこに入ってもらえますか。
ワン:流通業①【といいますと…】
田中:かばんやバッグの卸の会社なんです。ファイルを共有しておいたので、要件定義書と基本設計書を読んで概要を把握しておいてください。
ワン:②【すみません。メモを取らせて下さい。】(メモを見ながら)共有ファイルの要件定義書と基本設計書を読んで概要を把握しておく③【ということでよろしいでしょうか。】
田中:そうだね。
ワン:③【いつまでに】読んでおけばよろしいでしょうか。
田中:できれば明日の午前中くらいまでに。
ワン:明日の午前中ですね。承知しました。

基本フレーズ

指示を受ける上で大切な3つのポイント
(1) 曖昧な言葉を確認する
(2) 指示はメモを取る
(3) 最後に内容の確認と質問をする

(1) 曖昧な言葉を確認する

(2) 指示はメモを取る

(3) 内容の確認と質問

次の指示を聞く

ワン:今、お時間よろしいでしょうか。
田中:ええ、いいですよ。
ワン:先日ご指示をいただいた要件定義書と基本設計書を読んで概要を把握しておく①【件ですが、】【先ほど読み終わりましたので、】【ご報告いたします。】
田中:あ、早かったね。わからないところはあった?
ワン:はい、3つほど辞書で調べてもわからない言葉がありましたので、お聞きしたいと思っておりました。
田中:じゃ、それは斎藤さんに聞いて、教えてもらって下さい。次に、テスト仕様書も今日中に読んでおいてくれる?
ワン:②【あの、実は…大変申し訳ございませんが、】【今日の4時までに】仕上げてほしいというプログラム設計の仕事を斎藤さんから預かっています。③【どちらを優先すればよろしいでしょうか。】
田中:今日の4時までなら、そっち優先でやってください。テスト仕様書は明日の午前中までにお願いしますね。
ワン:承知しました。プログラム設計の仕事が終わり次第、テスト仕様書を読み始めます。

基本フレーズ

(1) 話を切り出す

(2) できそうにない時はまず謝る

(3) 指示を仰ぐ

(4) 矛盾する指示

要求定義書、要件定義書の違い

区分 説明
要求定義書 顧客の要求(「~がしたい」「こういうものがほしい」)をまとめたもの
要件定義書 要求をもとにニーズ/リクエストを整理し、条件を付けて体系化したもの

※会社によって使われ方が異なることもあるので、確認する。

指示を受けるときのポイント(チェックリスト)

  1. 呼ばれたらまず返事
  2. メモをする
  3. 疑問点があっても最後まで聞く
  4. 要点を確実に把握
  5. カラ返事・二回返事をしない
  6. 相手の顔を見て聞く
  7. 復唱・確認
  8. 優先順位を確認
  9. 長期の指示は状況報告
  10. 完了したら必ず報告

コラム:日本人のおかしなカタカナ英語

カタカナ 元の言葉
アポ アポイントメント
リスケ リスケジュール
プレゼン プレゼンテーション
パワポ パワーポイント
パンフ パンフレット
スマホ スマートフォン
ガラケー ガラパゴス携帯
レコメンド レコメンデーション
メンヘル メンタルヘルス
バイト アルバイト(パートタイムジョブ)
リモコン リモートコントローラー
マスコミ マスコミュニケーション

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 4 打ち合せ

学習目標

モデル会話

ワンさんは、仕様書を読み終えました。いよいよ業務の打ち合わせで、詳細を詰めます。

担当業務について質問する

田中:ワンさんは、販売管理システムについては経験があるんだよね。
ワン:はい、受発注・入出荷なら、前の会社で開発を担当したことがあります。
田中:それなら、手始めに、出荷の部分を担当してもらってもいいかな。
ワン:出荷の部分【というのは、】【基本設計書にある出荷指示からピッキングリスト、】【出荷完了入力までの3つ】【でしょうか。】
田中:そうです。その3つで、配送伝票出力はやらなくていいですよ。
ワン:配送伝票出力は手掛けず、基本設計書にある出荷指示からピッキングリスト、出荷完了入力までの3つですね。【あの、1つ、お伺いしてもよろしいでしょうか。】
田中:何ですか?
ワン:詳細設計書【があれば、助かるのですが…】
田中:出荷指示とピッキングリストは、さっき詳細設計書ができてきました。出荷完了入力は、詳細設計からワンさんに作ってもらおうと思っています。設計書を書く経験を積んで、スキルアップしてもらいたいからね。

基本フレーズ

(1) 理解を明確にする質問

(2) リクエストをソフトに言う

(3) 代替案の提示

質問を整理する

ワン:【すみません、2点質問させてください。】【まず一つ目ですが】ピッキングリストは、タブレット端末での画面表示と、紙での出力の2つの機能をもたせるとのことですが、確か、ペーパーレスを推奨していると以前に伺ったのですが…。どうして紙での出力も行うのでしょうか。
田中:紙の無駄をなくすためにタブレット端末を導入するとはいえ、慣れるまでは紙でも出力できる機能を残してほしいというお客様の要望があってね。紙での出力も行うことがあるんですよ。
ワン:そうですか。ありがとうございます。
【二つ目は、】【手順の確認になりますが、】【出荷完了は詳細設計から行うということでよろしいでしょうか。】
田中:はい。それでお願いします。15日【までに】お願いしますね。
ワン:15日の14時まででよろしいでしょうか。
田中:そうだね。でも大体動いたら、一度チェックするので声をかけてください。
ワン:承知しました。見ていただけると助かります。

基本フレーズ

(1) 質問が複数ある場合

(2) 「誰に」「いつ」質問するか

(3) 期限は時間まで明確に

※「なぜ」「どうして」は相手を不快にさせる恐れがあるので注意。

コラム:「センスの良い質問」と「センスの悪い質問」

【A】「今度、日本に行きます。オススメはどこですか?」
【B】「来月1人で日本に旅行に行きます。品川から日帰りで行けるオススメの観光スポットがあれば教えて下さい」
→ 必要な情報を過不足なく伝えるのがポイント。

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 5 開発中のやりとり

学習目標

モデル会話

ワンさんは、詳細設計書を書いたので、同僚の斎藤さんにチェックをお願いしました。

同僚から注意を受ける/謝る

斎藤:ワンさん、ちょっといいですか。
ワン:はい。
斎藤:設計書を見たんだけど、一つ気になった点があって…
ワン:何ですか。
斎藤:この「ファンクションの動きを明確にする」とありますけど、「動き」じゃなくて「働き」じゃないかなと思って…
ワン:【あ、そうですね。すみません。】すぐ修正します。他にもどこか間違えていませんでしたか。
斎藤:間違いはなかったと思うけど、目次と概要が同じページになっていますよね。ページ数が少なくなっていいんだけど、今回は分量が多いから別ページにした方がいいかもしれませんよ。
ワン:【気がつきませんでした。】「他人の書いた設計書はわかりにくい」とよく聞きますし、私自身もそう思いますからレイアウトにも配慮しなければいけませんね。
斎藤:それと、自分で作った設計書でも時間が経つと理解するのに時間がかかることがあるから、スペースを気にしないで、「概要」には設計書で設計する「機能」がどういう目的のもので、誰がどう使うのか、そういう前提知識をしっかり書くといいですよ。
ワン:【確かにそうですね。今後気をつけます。】

基本フレーズ

(1) 謝るフレーズ(丁寧さの順)
「ごめんなさい」→「すみません」→「申し訳ございません」
※上司・取引先・お客様には「(大変)申し訳ございません」が一般的。
※非を認める表現:「気がつきませんでした」「今後気をつけます」等。

(2) 謝罪10フレーズ(抜粋)

  1. 「申し訳ございません」
  2. 「お詫び申し上げます」
  3. 「ご迷惑/ご心配をおかけしました」
  4. 「(深く)反省しております」
  5. 「肝に銘じます」
  6. 「弁解の余地もありません」
  7. 「あってはならないことでした」
  8. 「勉強不足で申し訳ございません」
  9. 「この度はお騒がせしました」
  10. 「私の力不足です」

アドバイスへのお礼を言う

田中:ワンさん、あさっての社内打ち合わせだけど、開始時間の変更についてみんなに聞いてある?
ワン:【申し訳ありません。まだ、全員に確認しておりませんでした。】
田中:え、まだだったの?会議はあさってですよ。社内の打合せでも、時間の変更は早めにみんなに伝えないと、みんなの予定が合わなくなってしまうよ。
ワン:【大変申し訳ございません。今すぐ、確認いたします。】
田中:早急に頼むよ。
ワン:【はい、申し訳ございませんでした。以後、気をつけます。確認とり次第、ご報告し、会議室を押さえます。】
田中:新人の時はいろいろあって、大変だと思うけど期待しているからがんばって。
ワン:はい、ありがとうございます。
田中:なかなかみんなの確認が取りにくいようだったら、「○日○時までにお返事ください」とメモでも残しておくといいんじゃないかな。
ワン:【ご指摘、ありがとうございます。早速、そのように致します。またお気づきの点がありましたらおっしゃってください。】

基本フレーズ

(1) 謝るパターン(謝罪+α)

(2) お礼(アドバイスへの返し)

(3) 程度を表す言葉

注意されている時のNG

  1. 愛想笑い 2) 議論をふっかける 3) 無反応 4) 逆ギレ 5) 責任転嫁

コラム:誠意が伝わる謝罪のコツ

(1) 迷惑をかけていることへのお詫び
(2) 原因をクリアに
(3) 改善手段・今後の対策
(4) もう一度謝罪/指摘に感謝

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 6 進捗報告

学習目標

モデル会話

開発も半ばになり、チーム内で進捗報告会議をすることになりました。一人ひとり、今の状況を発表していきます。

会議で作業の進捗を報告する

田中:それでは、チームミーティングをはじめます。各自の進捗状況を教えて下さい。ワンさんからお願いします。
ワン:はい。【完了したのは、】【出荷指示と出荷完了の詳細設計書】です。【現在は、】【出力サンプルをお客様に確認していただいている一方で、】【ピッキングリストに着手し始めたところ】です。【今後は、】【ピッキングリストが完成次第、】【出荷完了にとりかかります。】
【1点問題があるのですが、】【設計書を書くのに時間がかかってしまって、】【スケジュールからは少し遅れ気味】になっています。
田中:少しっていうのは、どれくらいですか。
ワン:1日半くらいです。
田中:遅れはどうやって挽回しますか。
ワン:ピッキングリストは得意分野なので、ピッチを上げれば遅れを挽回できると思います。
田中:わかりました。もし、今後、他の案件も含めて遅れが出そうだったら、遅れる前に知らせて下さい。場合によってはプロジェクトを立て直すための軌道修正をします。今回は、当初のスケジュール通り進められるよう、改めて作業進行を見直して今後の予定を教えて下さい。
ワン:承知しました。ご報告が遅れて、申し訳ありませんでした。

基本フレーズ

(1) 進捗報告の型(時系列で)

  1. 「完了したのは~」
  2. 「現在は~」
  3. 「今後は~」
  4. 「○点問題があるのですが~」(ネガティブ情報ほど重要)

(2) 概略を先に述べる

(3) 報告のタイミング(例) 完了時/長期作業の中間/変更が必要/新情報入手/改善案発見/ミス・問題発生時 など

NGな報告(1)

  1. 「まだ終わっていません」→理由と対策も
  2. 「あの件は、終わりました」→結果+補足(スケジュール・手順・学び)
  3. 何も報告しない → 上司が不安、対応できない

スケジュール遅延の相談をする

ワン:田中さん、ちょっとよろしいでしょうか。
田中:どうしましたか。
ワン:【現状をお伝えしますと、】【先日の出力サンプルの修正依頼に対応して】いるのですが、思ったより時間がかかりそうなんです。このままだと、残業をしても予定より2日遅れそうなので、どなたかにヘルプ【をお願いできないでしょうか。】
田中:ヘルプね…
ワン:【問題解決のために】ピッチを上げて取り組んでみたのですが、かなりきついです。【解決できなかった理由は、】【予想以上に帳票の項目追加が多く、】【データの取り方とレイアウトの変更が大きくなり、】【人手が必要になったため】です。最初からスケジュールにもっと余裕を持たせればよかったと反省しています。
田中:納期はどうしても動かせないから、ヘルプの件、次工程の担当者、斎藤さんに私から打診してみますよ。何の作業が切り出しやすいかな。
ワン:出荷完了でしたらシンプルな処理ですので、お願いしやすいです。
田中:わかりました。早速聞いてみますよ。
ワン:お手数をおかけいたします。ありがとうございます。
田中:納期の短期化が進んでいるから、今後もこのようなケースはあるかもしれないね。今回のように早めに相談してくれると対策が立てられるから助かるよ。

基本フレーズ

相談のための情報整理(順番)

  1. 「現状をお伝えしますと、~」
  2. 「~をお願いできないでしょうか。」
  3. 「問題解決のために~たのですが…」
  4. 「解決できなかった理由は、~」

NGな報告(2)

ワンポイントアドバイス
相談後に解決したら、解決報告と一緒にお礼を伝える。

コラム:ホウレンソウは上司活用の手法!?

ホウレンソウとは

区分 内容
報告 主に上司への経過・結果の共有
連絡 関係者へ事実を客観的に共有(憶測は避ける)
相談 判断が困難な時に意見を求める(上下はあまり関係ない)

部下に理解されにくい理由

「リスク感度」「視野」「結果重視」「責任範囲」の考え方が違うため。

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 7 単体テスト・結合テスト

学習目標

モデル会話

プログラムもほぼ終わり、ワンさんは、単体テストの仕様書を作成しています。

状況を説明する

ワン:斎藤さん、今、単体テストの仕様書を作っているんですけど、ちょっと聞いてもいいですか。
斎藤:どうぞ。
ワン:【「確認内容」の書き方についてです。】【「テスト結果」なんですが】「正しく動作したときのシステム状況」や「バグがあって正しく動作しなかったときのシステム状況」も書くように言われていたのですが、どのようなことを書けばいいのでしょうか。
斎藤:状況の概要は簡潔に書けばいいんですよ。テスト項目番号16の「正常な操作」と17の「誤った操作」は、具体的にはどんなことでしたか。
ワン:そうですね…それぞれ【2点の工程がありました。】
16番は【まず、】【顧客リストに登録された顧客のIDを入力】しました。【次に、】【顧客情報が正しく表示されることを確認】しました。
【一方、】【17番は16番と違って、】【顧客リストに登録されていないIDを入力】しました。次に、「入力エラー」のメッセージが画面に表示されることを確認しました。
斎藤:例えば、16番なら「顧客リストに登録された顧客のIDを入力すると顧客情報が正しく表示されることを確認する」と書けばいいですよ。
ワン:わかりました。では、17番は「顧客リストに登録されていないIDを入力すると『入力エラー』のメッセージが画面に表示されることを確認する。」のように書くということですね。
斎藤:そうですね。その調子でやってみて下さい。
ワン:ありがとうございました。早速取り掛かります。

基本フレーズ

(1) 状況説明のコツ(6点)

  1. 何を話すか先に宣言:「○○についてです」「『テスト結果』なんですが」
  2. 数を伝える:「理由は3つ」など
  3. 接続詞で整理:「まず」「次に」「一つ目」
  4. 比較:「一方、~は~と違って~」
  5. 全体を短く
  6. 1文を短く

NG:語尾が曖昧/早口/声が小さい・大きすぎる

(2) テスト仕様書特有の表現(例)

エラーの原因を説明する

田中:ワンさん、ちょっと来てくれる。
ワン:はい。
田中:単体テストで、画面モジュールとデータベースモジュールは期待した通りに動作したんでしたよね?
ワン:はい、そうですが、何か問題がありましたか。
田中:「○○年数の項目は整数で入力してください」というエラーメッセージが表示されてしまうんです。
ワン:申し訳ありません。きっと、私が何かを見落としているんだと思います。すぐに確認して修正します。
田中:よろしく頼むよ。

(原因調査後)

ワン:田中さん、先ほどは失礼しました。【エラーの原因について調べましたところ、】【画面では1年に満たない端数月は小数で入力するようになっていました。】一方、データベースには整数しか保存できないようになっていました。
データベースも少数で入力するよう【修正して更新いたしました。】少数と整数を取り違えるという初歩的な【ミスでした。】ご迷惑をおかけしました。
田中:あ、そうだったの。今度は大丈夫そうですね。
ワン:お手数をおかけして申し訳ありませんでした。今後、気をつけます。また、何かありましたらお知らせください。

基本フレーズ

  1. 原因を話すことを冒頭で明言:「原因について調べましたところ…」
  2. 処理内容を報告:「修正して更新いたしました」
  3. 根本原因・予防策も考える(単純ミス/ヒューマンエラー等)

NG:

コラム:事前にエラーを防ぐために

ヒューマンエラーは3タイプ

  1. 個人的要因(注意力、疲労、知識…)
  2. 状況的要因(手順書、タイムプレッシャー、環境、コミュニケーション)
  3. 組織的要因(制度、文化、マネジメント)

予防策例

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 8 システムテスト

学習目標

モデル会話

マシンルームでは、第1システム部によるシステムテストが行われています。自席で別の仕事をしているワンさん(開発部)に内線がかかってきました。

内線電話に対応する

ワン:【はい、開発部です。】
渡辺:【第1システム部の渡辺です。】ワンさんいらっしゃいますか。
ワン:はい、私です。
渡辺:いま、システムテストを行っているのですが、出荷伝票の担当はワンさんですよね。
ワン:【はい。不具合かなにか…。】
渡辺:いえいえ。印字位置の確認をしているのですが、伝票用紙が足りなくなってしまったのですが、そちらに余りがありませんか。
ワン:あ、少しで良ければありますので、今から私がそちらにお持ちしましょうか。
渡辺:助かります。マシンルームで作業していますので、よろしくお願いします。
ワン:わかりました。すぐに行きます。

基本フレーズ

(1) 内線電話の基本

※内線では会社名は名乗らない。

(2) 電話のマナー

NG:大声が漏れる/ガチャン切り/メモが無い

代替案を示す

田中:受注データのテーブル構造に、一部変更が入りました。修正対応、お願いします。
斎藤:システムテストまで、終わっているのに…。
田中:一部、テーブルをまとめて、パフォーマンスを上げたいそうです。大量データのとき処理に時間がかかるからだそうです。SQL部分の変更で済むかもしれません。
斎藤:【パフォーマンスを上げたいというのはわかるんですが、】【テストはまたしなくちゃいけないわけですよね。】【プログラムじゃ、これ以上パフォーマンスは上げられないですよ】
ワン:どうしても、修正しなければいけないのでしょうか。
田中:そうだね。今のままだとパフォーマンスがあまり良くないからね。
斎藤:【では、こうしてはいかがでしょうか。】まず、マシンスペック、ストアドプロシージャとか、サーバー側で改善できる余地を探してみる。もしできなかったら、こちらで修正するという順番でいかがでしょう。
田中:それは、提案する価値があるかもしれないね。

基本フレーズ

(1) 反論する

(2) 代替案を出す

NG:「無理です」「できません」「間違っています」

コラム:「少し気になる」は「とても気になる」?

日本人の「ちょっと」「多少」などは、相手を傷つけないための間接表現であることが多い。

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 9 顧客デモ

学習目標

モデル会話

いよいよ顧客デモのための準備をする段階になりました。

手伝いを申し出る

田中:顧客デモに備えて、今日は、会場設営を行います。予め準備のお願いをしておいた人は早速取りかかってください。
ワン:私は何も言われていないんですが、【何かお手伝いできることはありますか。】
田中:【手伝ってもらえると助かるよ。】会議室にPCをセットしなければいけないから、まずPCを搬入してもらえますか?
ワン:【はい、承知しました。すぐに取り掛かります。】

(作業後)

ワン:PCの搬入は終わりました。その他、【何かお手伝いしましょうか。】
田中:私はこっちのデスクトップをセットアップしようと思っているんだけど…
ワン:ではノートは【私がセットアップしましょうか。】
田中:頼むよ。助かるよ。
ワン:ネットワークの設定をして、サーバーへの接続を確認するんですね。WifiとLANケーブル、どちらでつなぎましょうか。
田中:電波状況が悪いといけないから、両方用意しておいてください。
ワン:はい、かしこまりました。最後に、システム全体が動くことを確認すればよろしいでしょうか。
田中:そうだね。それが一番大事だね。

基本フレーズ

(1) 手伝い表現

(2) 先に帰る

顧客の要求に応える

渡辺:このように出荷指示の出された受注データが一覧表示されます。ここで、必要な付加情報も入力できます。
顧客:なるほど。ちょっと入力してみてもいいですか。
渡辺:どうぞ。実際に、入力なさってみてください。
顧客:入力画面で、前のフィールドに戻るには、マウスでクリックしないといけませんか。キーボードだけで操作したいんだけど。
渡辺:出荷関係はすべてキーボードで操作できるようになっております。フィールドをひとつ前に戻るのは、Shift+Tabで戻れます。
顧客:じゃあ、キーボードだけでの操作方法を、マニュアルにまとめておいていただけませんか。
渡辺:ワンさん、どうでしょう。
ワン:【承知いたしました。一覧表を作成しておきます。】
顧客:それから日付入力についてですが、年を4桁入れたら、自動的にスラッシュを付加してくれませんか。
渡部:【そうですね…弊社の標準はエクセル風になっているのですが、キーパンチの問題でしょうか、それとも見た感じの問題でしょうか。】
顧客:入力のキーパンチを極力減らしたいからです。キーパンチが多いと業務が回らないので、頼みますよ。できますか。
渡部:【大変申し訳ないのですが、かなり仕様が変わってしまいますので、私の一存では今ここで決めかねます。本日中に上の者と相談して、ご連絡差し上げます。】
顧客:本日中ですね。お願いしますよ。

基本フレーズ

(1) 顧客要求への対応

(2) 顧客が怒ったら

  1. 原因を知る 2) 望むものを供給 3) 非が大きければ何回でも謝罪 4) 誠意

コラム:プレゼンテーションで失敗しないコツ

おさらい(特に重要なフレーズ)


Unit 10 顧客検収テスト・アフターサポート

学習目標

モデル会話

結合テストが終わり、明日から顧客検収が始まります。顧客検収をクリアして検収印をいただければ、プロジェクトも終わりになるため、みんな緊張しています。

様々な状況を仮定する

田中:明日から顧客検収が始まります。2日間の予定なので、よろしくお願いします。業務終了後の夜間にも作業が入るので、各処理の作成者は、念のため、電話連絡がつくようにしておいてください。
ワン:お客様から、直接、電話が来ることがあるのですか。
田中:いいえ、テストにはシステム部が立ち会っていますので、その心配はありません。【仮にシステム部がわからない不具合や不明点が出た場合は、】【システム部から会社待機の私に連絡が来ます。】私でわかることはその場で返事しますが、細かい内容の場合は、各作成者に私かシステム部から連絡を入れるかもしれません。
ワン:【その不具合がすぐに解決できそうになかったら、ユーザーと協議の上、期日を設定して修正することも可能ですか】。
田中:期日はあまり延ばせませんが、そうすることになると思います。【今までのテスト結果を見ていますと、ほぼ先方の要求仕様通りにできていると思います。】でも、不具合が出るかもしれませんから、気を抜かないで待っていてください。
ワン:【不具合が出ないといいんですけど。】
田中:そうですね。私もそう願います。
斎藤:【検収印をいただいたあかつきには、】【打ち上げしましょうよ。】
ワン:楽しみです。2日間、がんばります!

基本フレーズ

(1) 仮定する

(2) 連絡順の確認

検収テストの結果を伝え聞く

斎藤:無事に顧客検収も終わったみたいですね。
田中:多少の修正要請が入ったみたいだけど、大きな不具合はなかったから良かったよ。カットオーバーは予定通り来月10日になる【そうです。】斎藤さん、ワンさん、その日も電話待機はお願いします。
ワン:承知しました。導入後の問い合わせや不具合はどうなるのですか?
田中:今回のお客さんは、1年のソフトウェア保守契約をしてくれた【とのことです】から、その範囲で対応していきます。一次窓口はサポートセンターになります。
斎藤:保守契約してくれているなら安心ですね。
ワン:新しい機能の追加などは、保守契約に含まれないんですよね。
田中:基本的に設計書の内容以外の機能は対応範囲外ですが、ケースバイケースですね。【システム部によれば、先方の満足度はかなり高いとのことでした。】【ここだけの話ですが、以前に契約したA社とは比較できないくらい、完璧な仕事を迅速にできる会社だと褒められましたよ。】皆さんのおかげです。ありがとう。

基本フレーズ

(1) 聞き伝える

(2) 「~そうだ」と「~らしい/~みたいだ」

コラム:仕事ができる外国人ビジネスパーソン

スキル 主な内容
(1) ビジネス日本語能力 敬語、ライティング(メール)、電話応対 等
(2) 社会人基礎力 マナー、チームワーク、ポジティブシンキング、モチベーション、タイムマネジメント、気配り、他者貢献の精神、ストレス耐性、倫理、寛容さ 等
(3) 異文化調整能力 日本人の価値観や行動様式、日本のビジネス文化などの理解と適応
(4) ビジネススキル マーケティング、情報分析、戦略立案、ロジカルシンキング、プレゼン、営業、PR、PM、設計、開発、デザイン 等

※経済産業省の「外国人留学生向けの研修のあり方について」をもとに作成

おさらい(特に重要なフレーズ)


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